症状別のお悩み: 不定愁訴

更年期障害やイライラからくる頭痛などの不定訴訟もご相談ください

更年期障害

更年期障害

更年期障害とは、女性の更年期(性成熟期から老年期へ移行する期間)に起こるさまざまな不定愁訴症候群(肩こり、不眠、頭痛、腰痛、イライラなど)を指します。40代から50代にかけて、症状の個人差はあるものの、誰でも経験するといわれています。

性成熟期から更年期になると、卵巣機能が低下して性ホルモンの分泌が減少するようになります。このため、内分泌機能の失調にともなって自律神経の失調状態を招いてしまい、不定愁訴が起こりやすくなるのです。


漢方では、こうした卵巣機能や性ホルモンの代謝は「腎(じん)のはたらき」によるものと考えています。「腎」は人の成長や発育に欠かせない臓腑で、きわめて幅広い活動をしています。腎のはたらきが低下して卵巣機能が衰退すると、目の疲れや目のかすみ、生理不順、腰が重だるい、腰痛、疲れやすい、皮膚が乾燥する、などの症状が現れるようになります。更年期に起こりやすいこれらの症状は、腎が衰える「腎虚(じんきょ)」が根本原因であると考えられています。


頭 痛

頭 痛

頭痛の多くは、生活習慣、ストレス、体質などが原因となって発生するといわれています。しかし、そのメカニズムは、いまだ明確に解明されていません。
今日では、群発性頭痛、筋緊張性頭痛、片頭痛の3つに分けて治療します。
一般的には鎮痛剤が使われますが、鎮痛剤は症状を一時的に緩和する対症療法であるため、体質改善や生活指導などのカウンセリングに期待する人も少なくありません。

漢方では頭や脳のことを「清陽[せいよう]の府」と呼んでいます。「清陽」とは、脳をはたらかせるために欠かせないエネルギーや栄養物質を指し、何かの原因によって、この清陽が頭に到達できなくなるために頭痛が起こると考えられています。清陽に影響を与えるものの1つはストレスです。
ストレスを受けると自律神経をつかさどっている肝[かん]が影響を受けます。
 肝のはたらきが低下すると、自律神経が乱れて脳血管運動が異常を起こして頭痛が発生します。
高血圧による頭痛もこの中に入ります。2つめの原因は冷えです。冷えを感じると血管が収縮するように、清陽も影響を受けて頭痛が起こる可能性があります。3つめは水分代謝の異常です。
水分の過剰摂取などによって体内の水分が停滞すると水分だけでなく清陽のエネルギーも停滞を起こし、その反応として頭痛が起こります。


お客様の声

不定愁訴のお客様の声を全て見る

不定愁訴の治療経過を全て見る

全て見る